かなづちとダイビング

こんにちは。

運動神経が悪い主婦ゴリです。

 

どうでもいいですけど、「運動神経が悪い」ってこのフレーズ、厳密には間違いですよね。

「運動神経の伝達が悪い」と言えば正解なのかはよく分からないのですが。

 

運動全般に苦手ですが、特に水泳が苦手です。

・小学生の時にスイミングスクールに通うが、2つ年下で後から習い始めた妹に瞬く間に追い抜かれ、やめる。

・中学の3年間は、学校のプールが工事中のため、プールの授業がない

・高校の体育は選択制で、荷物が増えるし、日焼けするし、髪がべたべたになるし、苦手だし、プールは選択しなかった。

 

というわけで、非常に苦手意識が強いまま大人になりました。

仲間内でプールや海に行っても、マイ浮き輪を片時も離すことなく、足のつく、流れのない範囲で過ごすことに徹していました。

 

20代も後半になり、友人がダイビングを始め、ライセンスを取りました。

そして、泳げない私にも、始めてみないかと誘ってくれました。

「泳げなくても、フィンがあるから進むYO!」

「息継ぎが苦手でも、ボンベから空気が送られてくるから大丈夫だYO!」

私の、苦手アピールを一つずつ時には論理的に、時には強引に説得してくれまして、タイケンダイビングへ足を向けてみようと思えるようになりました。

 

そして、いざデビュー!

デビューには贅沢すぎるような沖縄の人気スポット!

体験ということで、インストラクターさん1人に2人の体験者。詳しい説明を聞いて、いざ水の中へ。

まっすぐひもに沿って下に降りる。

難関と言われる「耳抜き」もなんと無事にクリア!

泳げる!フィンがあるから泳げてる(気がする)!

そして、初ダイビングにして、奇跡のウミガメとの遭遇!!!

楽しい!楽しすぎる!

 

気を良くした私は、「ライセンスとは言わないけど、またもぐりたいな」なんて思っちゃったり。

そして、その機会は、新婚旅行時にやってきました。

およげるけど、ダイビングはしたことのない主人に、

「すごく楽しいよ!感動しちゃうよ!」なんて、ベテランのようにダイビングの素晴らしさを説き、体験ダイビングに再び参加することにしました。

 

海外でしたので、インストラクターさんも英語。少し不安だけど、「私、初めてじゃありませんから、分かります!」なんてオーラだしつつ。

2人初めてを含む、6人の日本人に1人のインストラクターさん。

いざ、もぐり進んでいくと・・・

「えっ?誰かが私の腕をつかんでる?だれ?旦那?」

いや、違います。インストラクターさんです。

30分から1時間程度のタイビングの中、ずっと、ずぅ~っと私の腕を掴んでいるインストラクターさん。

「え、私、経験者だよ、平気だよ。誰かと間違えてるのかな?」

なんて、思いつつ、陸に上がり、その旨を主人に話したら・・・

「一番不格好だったからだよ、たぶん・・・」

 

え?

 

主人いわく、6人の中で、一番前に進むのが遅く、泳ぎ方の恰好も悪かったとのこと。

 

 

ちぇ。ダイビングは得意になれると思ったのに。

ちぇ。